まずいコーヒーVS普通のコーヒー
K.Sです!
昔「究極の選択」というのが流行りましたよね。 (年齢バレてしまいますね)
たとえば、
「すごく辛いあんみつVSすごく甘いカレー」
みたいなやつです。
実際、これはどちらも選べないですよね。
でも、これを少しアレンジすると、
商品を買いたくなるのです。
さて、どうやるのか、考えてみてください。
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A.普通の提案と普通の提案を出す
B.最悪の提案と最高の提案を出す
C.普通の提案とNGな提案を出す
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順番に見ていきましょう。
まず普通の提案と普通の提案。
これは、コーヒーにしますか、紅茶にしますか?
という提案です。
まあ、二者択一されたら、どちらかを選んでしまう、という
心理を突いているので、
「要らない」
にはなりにくいので、〇ですね。
次に最悪の提案と最高の提案。
これは、メチャクチャおいしいコーヒーと、めちゃくちゃマズイコーヒー
ならどちらにしますか?
という提案です。
これはお客さんがあまり迷わないし、
メチャクチャおいしいコーヒーでなければ買ってもらえないので、
提案としては、△です。
最後、普通の提案とNGな提案。
これは、まずいコーヒーと普通のコーヒーならどちらに
しますか?という提案ですが、
これは面白いことに、普通のコーヒーにも
関わらず、輝いて見えるのです。しかも、ユーモアもあり、
◎です。
もちろん実際に使う場合は、
エキサイティングな提案と普通の提案といった、
「海外の豆でまだ日本で味見した人がないコーヒーと普通のコーヒーのどっち飲みたい?」
みたいにするとエレガントですね!
このように、2つの選択肢を出すにしても、
工夫次第で相手の印象はかなり変わるのです。
ぜひ、いろいろ試してくださいね。
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【答え:C】
普通の提案とNGの提案を出す。
NGな提案と普通の提案を並べると、
普通なのに、それが輝いて見えてしまい、つい頼んでしまう、
という効果があります。
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