ビジネスを通じてお客様の”心をあたためる”スゴ腕経営コンサルタントK.Sの非常識な稼ぎ方!

神奈川有数の税理士法人イチオシの経営コンサルタントK.Sが、おっとり系若手コンサルタントリーダーS.Jさんとともに、ケーキ屋を夢見るM.Tさんに対して経営ノウハウを伝授するブログ

言葉の定義が違う

人と会話するときに、

特に従業員と接するときに

特に気をつけて欲しいんですが

私たち一人一人が持つ

言葉の定義が全員違います。

例えば、

「奥さんを大切にしましょう」

と言っても

Aさんは「よし返ったら感謝の言葉を伝えるぞ」

Bさんは「温泉旅行でもプレゼントしようかな」

Cさんは「こんな俺といたらダメだ。奥さんのために離婚しよう」

Dさんは「甘やかしたらダメだな。ビシビシいくのが真の嫁のためだ!」

という風に人によって

「奥さんを大切にしよう」

の定義が全然違います。

他にも「有給」というキーワードを使った場合に、

働いた事がない大学生なら

「タダでお給料がもらえるもの」

と心がときめくかも知れませんし、

社会人なら「あってないようなもの」

と落胆するかもしれませんし

経営者なら聞くだけでも胸が

締め付けられるような言葉だと思います(笑)

人それぞれ言葉の定義が

まったく違います。

これを理解して物事を伝えないと

伝えたのに伝わってない現象が起きます。

どうしてこういう現象が起きるかというと

育ってきた環境や今置かれている状況が

そうさせるわけですね。

(例えば、親の虐待で育ってきた人に

 「親」というフレーズを聞くだけで震えが止まらなくなります)

そしてきちんと伝えるには

具体的に話す必要があります。

例えば「奥さんを大切にしましょう」のあとに

「大切にすると言っても物を買い与えればOKではなく

 心も満たしてあげることが大事です。

 それには感謝の言葉が一番です。

 仕事ができるのはお前のおかげだよ、いつもありがとう。

 この一言が奥さんを大事にするということです」

くらいまで具体的に言って初めて

「奥さんを大切にする=感謝の言葉を示す」

として伝わります。

対スタッフのミーティングとかにですね、

「いい店を作ろう!」とか

「お客さんに愛される店にしよう!」とか

号令がいろいろあると思います。

その言葉を発する前に

「はて、いいお店とはそもそもなんだろうか?」

「お客さんに愛される店ってどういうこと?」

という定義を決めてそれを伝える。

自分が伝えた事の定義はそもそも何なのか?

何を自分は伝えたいのか?

をきちんと把握してコミュニケーションをとると

相手の反応が全然変わってきますよ。

逆にこれをやらずに会議とかに臨むと

なんだかよくわからないフニャフニャ会議で終わります。

ぜひやってみてください。