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優秀な人の条件

K.Sです。

クライアントから人を採用する場合の

「優秀な人」という内容の質問をいただきました。

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「数字が上がる人が優秀な人」

となるのが常だと思うのですが、

一般的に優秀な人とは、

どのような人になるのでしょうか。

数字だけでなく、真剣に社内調整をしたり、

実際に一緒に手を動かしたりしてくれる人

も大事だと思います。

会社のカラーや職種にもよると思うので、

一括りにするのは難しいかもしれませんが、

共通点があれば教えて頂きたいです。

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これに対して回答させて頂きます。

あくまで私の場合ですが、

優秀な人の条件を一言で申し上げるなら

「リーダーシップがある人」

です。

マッキンゼーで採用マネージャーを12年間務めた

伊賀泰代さんいわく、マッキンゼーの採用基準は

「リーダーシップがある人」だそうです。

ご参考:『採用基準』伊賀泰代(著)

採用基準

採用基準

つまり、数字を上げられる人だけでは不十分で、

リーダーシップを発揮できる人です。

スタッフにリーダーシップがない場合、

ビジネスや市場が安定しているときならいいのですが、

不安定なときまずくなります。

不安定な場合、スタッフがリーダーシップを持って

ビジネスそのものをどんどん改善していかないと

売上が下がっていきますので。

今回、ご質問の内容にあった、

「真剣に社内調整をしたり、

実際に一緒に手を動かしたりしてくれる」

という行動もリーダーシップと言えると思います。

また、リーダーシップに対して

私がもっとも重要視しているのは、

(1)数字を上げることと、

(2)理念を成就させることの

「両立」ですね。

私の会社の場合は、セールスパーソンが

大きな売上をあげたとしても、理念にそっていなければ

絶対にチーム内で褒められません。

社員数が7人以下の組織で、

スタッフに銭ゲバだけしかいなければ

数字の追求だけでいいのでしょうが(笑)。

もし、数字と理念の「両立」がないと

組織が7人以上になったときに破綻しますので。

もしMさんが大きな会社の経営者になるなら、

採用するにしても、昇進させるにしても、

数字と理念の両立ができる人だけにしましょう。