10%に受け入れられれば上出来
販促作りでやってしまいがちなのが
たくさんの人に反応してもらおうとして
悩むことです。
例えば1つの商品名を考えるとします。
100人来店があったら70人とか50人に
反応してもらえないかな?
と考えてしまいます。
これがそもそもの間違いなんです。
10人くらいに反応して貰えば上出来だと思わないと
考えすぎて何も行動できない人間になります。
人それぞれ反応するポイントが違います。
例えば・・・
1)ビールにぴったり!◯◯◯(商品名)
2)締めにはコレ!XXX(商品名)
3)辛いもの好きにお勧め△△△(商品名)
4)当店人気NO1スイーツ□□□(商品名)
というふうに商品があったとします。
Aさんはビールは飲まないけど
辛いものも甘いものも好きなので3と4を頼みます
Bさんはビールと辛いものが大好きなので
1と3を頼みます。
Cさんは食べるの大好き。必ず締めは食べるので
2を頼みます。
甘いものに目がないDさんは4を頼みます。
これでいいんです。
こうすることで普段はスイーツを食べない人が
スイーツを注文したり、
ビールを今日は飲まないつもりで来た人が
1と一緒にビールを注文したりします。
すべての人にすべての商品を
注文して貰うことは不可能です。
もしもすべての人に
すべての商品を注文してもらおうとしたら
当たり障りのない商品名になって
誰からも注文されなくなります。
POPとかクーポンも同じです。
このPOPはこういう人には反応するけど
こういう人には反応しない。
割引クーポンに反応する人もいますし
無料プレゼントに反応する人もいます。
「どれが一番いいんだろう?」
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この考え方が一番キケンです。
一番なんてそもそもないんです。
一番を探している時間があったら即行動です。
10%の人しか反応しない販促が
10個あったら100%です。
例えば私で言えば
すべての人に来てもらおうとして
「売上アップセミナー」
といっても誰もこないんです。
・平日ディナーの集客法
・単価を1000円あげる方法
・アルバイトだけで回るお店の作り方
・家賃を5万円下げる交渉術
・リピート率を2倍にする販促10個
等にするとそれぞれの人に刺さってくるわけです。
商品名どうしようかな~
イベントどうしようかな~
POPどうしようかな~
と悩みすぎて行動しないのが一番もったいないです。
経営者にとって大事なのは時間です。
時間だけはどんなに大金を積んでも
買うことはできません。
看板などのようにお金がかかったり
リスクを伴うのであれば慎重になる必要もありますが
商品名を変えるとか、POP、クーポンなどは
リスクゼロです。
紙代くらいしかかかりません。
どんどん作っていった方がいいです。
そうした方が実力がぐんぐん上昇します。
1つの販促で50%、70%の反応を狙うのではなく
「10%の人が反応する」
そういう販促をいかに多く作るか?です。
そしてそういう販促の方が
エッジが効いて結果として高い反応が得られます。