ビジネスを通じてお客様の”心をあたためる”スゴ腕経営コンサルタントK.Sの非常識な稼ぎ方!

神奈川有数の税理士法人イチオシの経営コンサルタントK.Sが、おっとり系若手コンサルタントリーダーS.Jさんとともに、ケーキ屋を夢見るM.Tさんに対して経営ノウハウを伝授するブログ

10%に受け入れられれば上出来

販促作りでやってしまいがちなのが

たくさんの人に反応してもらおうとして

悩むことです。

例えば1つの商品名を考えるとします。

100人来店があったら70人とか50人に

反応してもらえないかな?

と考えてしまいます。

これがそもそもの間違いなんです。

10人くらいに反応して貰えば上出来だと思わないと

考えすぎて何も行動できない人間になります。

人それぞれ反応するポイントが違います。

例えば・・・

1)ビールにぴったり!◯◯◯(商品名)

2)締めにはコレ!XXX(商品名)

3)辛いもの好きにお勧め△△△(商品名)

4)当店人気NO1スイーツ□□□(商品名)

というふうに商品があったとします。

Aさんはビールは飲まないけど

辛いものも甘いものも好きなので3と4を頼みます

Bさんはビールと辛いものが大好きなので

1と3を頼みます。

Cさんは食べるの大好き。必ず締めは食べるので

2を頼みます。

甘いものに目がないDさんは4を頼みます。

これでいいんです。

こうすることで普段はスイーツを食べない人が

スイーツを注文したり、

ビールを今日は飲まないつもりで来た人が

1と一緒にビールを注文したりします。

すべての人にすべての商品を

注文して貰うことは不可能です。

もしもすべての人に

すべての商品を注文してもらおうとしたら

当たり障りのない商品名になって

誰からも注文されなくなります。

POPとかクーポンも同じです。

このPOPはこういう人には反応するけど

こういう人には反応しない。

割引クーポンに反応する人もいますし

無料プレゼントに反応する人もいます。

「どれが一番いいんだろう?」

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この考え方が一番キケンです。

一番なんてそもそもないんです。

一番を探している時間があったら即行動です。

10%の人しか反応しない販促が

10個あったら100%です。

例えば私で言えば

すべての人に来てもらおうとして

「売上アップセミナー」

といっても誰もこないんです。

・平日ディナーの集客法

・単価を1000円あげる方法

・アルバイトだけで回るお店の作り方

・家賃を5万円下げる交渉術

・リピート率を2倍にする販促10個

等にするとそれぞれの人に刺さってくるわけです。

商品名どうしようかな~

イベントどうしようかな~

POPどうしようかな~

と悩みすぎて行動しないのが一番もったいないです。

経営者にとって大事なのは時間です。

時間だけはどんなに大金を積んでも

買うことはできません。

看板などのようにお金がかかったり

リスクを伴うのであれば慎重になる必要もありますが

商品名を変えるとか、POP、クーポンなどは

リスクゼロです。

紙代くらいしかかかりません。

どんどん作っていった方がいいです。

そうした方が実力がぐんぐん上昇します。

1つの販促で50%、70%の反応を狙うのではなく

「10%の人が反応する」

そういう販促をいかに多く作るか?です。

そしてそういう販促の方が

エッジが効いて結果として高い反応が得られます。