ビジネスを通じてお客様の”心をあたためる”スゴ腕経営コンサルタントK.Sの非常識な稼ぎ方!

神奈川有数の税理士法人イチオシの経営コンサルタントK.Sが、おっとり系若手コンサルタントリーダーS.Jさんとともに、ケーキ屋を夢見るM.Tさんに対して経営ノウハウを伝授するブログ

情報発信は小説

なぜ会社に人が来ないか?

一言で言うと

メッセージがつまらないからなんですよ。

例えば私の場合でいうと

セミナー集客しますよね。

今度こういうセミナーやりますよと

告知(メッセージ)を流します。

このメッセージがつまらないと

どんなに最高のセミナーを予定していても

誰も集まらない、というのはわかると思います。

じゃあどんなメッセージを発信したらいいの?

ということなんですが、

これはドラマチックです。

ハラハラドキドキさせたり

焦らしたり、びっくりさせたり

盛り上げたり、盛り下げたり、

恐怖を広げたり、痛みを抉ったり、

解決策を提示したり、

いわば小説を意識して書いてます。

「読むだけで面白い」

「何度も読みたくなる」

それを意識しています。

セミナーに来て欲しいとかは一切考えないです。

読み物として面白ければどんなに長文でも

最後まで読んでくれます。

じゃあどうしたら読み物として面白くなるか?

これはゴールの設定を変えることです。

多くの人はお店に来させることがゴールになってます。

だから文章が強引で一方的で

読んでて面白くないんですね。

でも集客が上手な人、セールスが上手な人というのは

「お客さんの感情を盛り上げる」のをゴールにしてます。

例えばセールスマンでいうと

わざと間をあけて焦らしたり

速さや音量に緩急をつけたりします。

得られる結果(夢)をどんどん膨らませたり

今のままだとやばいよという恐怖を膨らませたり

契約を取ろうじゃなくて

お客さんの感情を盛り上げる方にフォーカスしているんですね。

お客さんの感情が高ぶれば

勝手に買ってくれます。

そしてお客さんの感情を高ぶらせるには

無数の方法があります。

・顔文字を書く

・擬音を使う

・具体的な数字を書く

・焦らす

・びっくりするようなオファーをつける

・自信を見せる

・フォントを変える

・明るい未来を提示する

・追体験を入れる

などなど

「そんなに意識できないよ!」と思うかもしれません。

でも実は私たちは普段の生活で

無意識のうちにこれをやってるんです。

対妻

対友人

対自分の子ども

例えば対友達に対して

自分「この前すっごい面白いことあったんだよ」

友人「へー何?」

自分「金曜日に街を歩いていたんだけど・・・」

友人「うん」

自分「あ、やっぱやめた」

友人「なんでだよ! 気になるだろ!笑」

自分「そうだよね笑 金曜日に街歩いててね、

 向こうから佐々木希似のすっげー可愛い女の子が歩いて来たんだよ。

 年齢で言うと24歳くらいかな。

 すっごいスタイルも良くてボンキュッボン!みたいな感じで。

 でね、なぜかずっと俺の方を見てるわけ」

友人「へー、それで」

自分「でね、あ、やっぱりやめた」

友人「なんでだよ!笑」

みたいな感じで話をしてるんですよ。

相手を茶化したり、突っ込んだり、

その結果、面白いと感じてくれるわけです。

だから「お客さん」と見るのではなく

「対友人」くらいのスタンスで情報発信をすると良いです。

「お客さん」と意識すると

どうしても表現が硬くなったりかしこまったりして

文章が全然つまらないんですね。

文章がつまらない人というのは

ターゲット設定が明確になってない

漠然とした一般大衆に向けて書いてるんです。

だから嫌われないように無難な表現になるんですね。

対友人に対して書けば

自然と柔らかく面白い文章になります。

これが読み物として面白い文章を書くコツです。

文章を書くときに(FBでもメニューでもPOPでもDMでも)

一番仲の良い常連さんを意識しましょう。

例えば

「この商品はビールに合うから

 ビール好きのAさんがワクワクするような文章にしよう」とか。

「今回のDMはBさんに来て欲しいから

 Bさんが読んでて楽しくなるような内容にしよう」とか。

その結果、メッセージに深みが出て

多くの人に刺さるようになります。