ビジネスを通じてお客様の”心をあたためる”スゴ腕経営コンサルタントK.Sの非常識な稼ぎ方!

神奈川有数の税理士法人イチオシの経営コンサルタントK.Sが、おっとり系若手コンサルタントリーダーS.Jさんとともに、ケーキ屋を夢見るM.Tさんに対して経営ノウハウを伝授するブログ

顧客は差別化しよう

以前、家族でクルージングに行って

こんな事がありました。

 

 

私たちは2回目のクルーズで

最初のクルーズの時に

無料で入れるクラブがあったんですね。

 

で、無料だったので入りました。

 

いわゆる◯◯倶楽部という感じですね。

 

 

 

で、2回目のクルーズの時に

2つの特典がありました。

 

1つ目が、

船長と写真が撮れるのですが

非会員の人は有料

会員は無料。

 

 

 

2つ目が、

船長たちとのカクテルパーティ。

非会員の人は1杯450円

会員は無料。

 

時間にしてわずか15分くらいの催し物です。

 

 

特典としては大した事はないです。

でもやはり気分がものすごく良い。

 

自分が特別扱いされてるのが

よく実感できるので非常に満足でした。

 

このように、例え特典が大したことなくても

きちんと差別化するだけで

お客さんの満足度はかなり上がります。

 

 

顧客の差別化なんですが、

少なくとも3つにお客さんを分けてください。

そして優遇してください。

 

 

1.非会員

2.通常会員(リストを提供してくれた人)

3.VIP会員

 

 

非会員と通常会員を分けて

通常会員にだけオファーを流すのは

かなりの人がやっているので大丈夫だと思います。

 

 

問題はVIP会員です。

 

VIP会員はあなたのお店が大好きで

あなたのお店でお金を使いたがってます。

 

 

なのでVIP会員が喜びそうな

VIP会員向けのスペシャルオファーを

提案しましょう。

 

 

スペシャルオファーというと

超割引とかを想像するかもしれませんが

VIP会員が望むのは新しい世界と特別感です。

 

 

安いから行くよりも

新しい世界がそこにあるから行く。

未体験が得られるから行きます。

 

 

そして「自分は大切にされている」という特別感。

この2つが大事です。

 

 

例えば、

 

=================

このハガキは過去3ヶ月以内に

◯回以上来店された方だけに

お送りしている特別なお知らせです。

=================

 

という事から始まって、

 

=================

この度、秋の日本酒フェアを開催します。

この秋でしか飲めない特別な日本酒を5種類

ご用意しました。

本来なら1合1500円くらいで提供する日本酒を

いつも当店にご来店くださっている超お得意様の

あなた様には特別に、どれでも1合500円で

ご提供します。

 

さらに全種類をご注文されたあかつきには、

日本酒にぴったりのおつまみ◯◯◯を

特別にプレゼントさせて頂きます。

=================

 

というように。

 

 

一見、出している内容は通常オファーと

あまり変わらないけれども、

何回以上利用したあなた限定というのがあるので

受け取った方はものすごく気分が良い。

 

 

「このお店は誰を大事にすればいいのか

 きちんとわかってるな」

という気分と

「俺が足繁く通ってるのをきちんと見てくれてる」

という気分といろんな感情が混ざって気分が高揚する。

 

人は感情で動くから、

上機嫌になったら行っちゃう(笑)

 

 

出してるオファーは通常のと

あまり変わらないけれども、

特別扱いすることで反応率はグッとあがるし

お客さんからも好かれるわけです。

 

 

いわば好きな人に

「はい、前から欲しかった赤いメガネ」といって

無料プレゼントするのと

「こんなことするのはお前だけだからな」

と一言添えるのでは相手の喜び方が違うわけです。

 

 

ちょっと言葉を添えるだけ。

かかる経費はゼロ円。

 

 

それで相手もこちらも得するのだから

やらない手はなし。

 

 

ぜひあなたのビジネスの中で

VIP客の定義を決めてみてください。

 

 

最初は5人くらいしかいないかもしれません。

でもそれでいいんです。

 

 

その5人を大事にしていけば

やがて10人、20人、100人と増えていきます。