ビジネスを通じてお客様の”心をあたためる”スゴ腕経営コンサルタントK.Sの非常識な稼ぎ方!

神奈川有数の税理士法人イチオシの経営コンサルタントK.Sが、おっとり系若手コンサルタントリーダーS.Jさんとともに、ケーキ屋を夢見るM.Tさんに対して経営ノウハウを伝授するブログ

8割は伝わらない

お店の魅力が伝われば

お客さんは来店しますよね。

商品の魅力が伝われば

商品は売れますよね。

じゃあどうやって魅力を伝えるか?

「言葉」ですよね。

言葉を使ってお店の魅力を表現したり

商品の魅力を表現したりしますよね。

でも、

実はここに大きな落とし穴があるんです。

実は言葉では伝わらないんです。

私たち人間は、

どうやってコミュニケーションしているかというと

言葉以外の情報で判断しています。

ボディーランゲージだったり

アイコンタクトだったり

声のトーンだったり

言葉から理解できるのは、

たったの15%程度と言われています。

残りの85%が

言葉以外から情報を読み取ってるんです。

だから実際に会ってみると

「なんかこの人怪しい」とか

「なんかこの人いい人」というのが

わかったりしますよね。

多くの人が

「言えば伝わる」と思っています。

「うちのステーキは美味しいです。

 はい、美味しいと言ったから伝わった、終わり。

 これでお客さん来る」と思ってしまいます。

でも全然伝わってこないですよね。

ステーキの肉汁感、暖かさ、

食べた時の驚き、お得感、

音、匂いなどなど。

何が言いたいかというと、

言葉には限界がある、という事です。

この言葉には限界がある、というを

認識しないと、「言ったのに伝わらない」

となってしまいます。

例えば、子供に対して

「愛してるよ」と言っても

なんとなくしか伝わりません。

でもギュッと抱きしめたら

「愛してるよ」という言葉を言わなくても

「あ、私は大事にされてるんだ」

というのが伝わりますよね。

言葉というのは本当に不完全な物です。

実は全然伝わっていない。

だから工夫をする必要があります。

ありがとう

ありがとう!

ありがとう!\(^o^)/

ありがとう(;;)

ありがとう…

同じ「ありがとう」でも

感じ方が違いますよね。

僕たちは無意識でコミュニケーションしてます。

自分が言葉を発する時に

・何を伝えたいのか?

・それを聞いて相手はどう感じるのか?

・相手にどう行動して欲しいのか?

をほとんどの人が深く考えずに発します。

その結果、なんとなくしか相手に伝わらず

思うようなレスポンスが得られなくなります。

ひどい時になると喧嘩に発展します。

奥さん「今日はどうだったの?」

あなた「今日は暇だった」

奥さん「そう、頑張らないとね」

あなた「俺だって頑張ってるよ!」

奥さん「そういうつもりで言ったんじゃないわよ」

みたいな、ね。

もしもこうならどうでしょう?

奥さん「今日はどうだったの?」

あなた「今日は暇だったけど頑張るよ」

奥さん「そうね、あなたなら出来るわよ、頑張って」

あなた「うん、ありがとう!」

なので、自分が言葉を発する、

ハガキを書く、メニューを書く、

何かを発する時は、

1.相手に何を伝えたいのか?

2.どう感じてもらいたいのか?

3.どんなレスポンスをとって欲しいのか?

4.そのレスポンスは得られそうか?

を意識して発信をしましょう。

例えば

「ありがとうございます」一言とっても

感謝の気持ちがきちんと伝わって

相手がにっこりするかどうか、

気持ちよく帰るかどうかが

本当に欲しいレスポンスですよね。

そこを意識して伝える。

すると伝え方も変わりますし、

話す内容も変わってきます。

これをDMなどの対お客さんだけでなく

対スタッフ、対家族に対してやるだけで

人生のクオリティが大幅に上がります。

ぜひ意識してやってみて下さい。