ビジネスを通じてお客様の”心をあたためる”スゴ腕経営コンサルタントK.Sの非常識な稼ぎ方!

神奈川有数の税理士法人イチオシの経営コンサルタントK.Sが、おっとり系若手コンサルタントリーダーS.Jさんとともに、ケーキ屋を夢見るM.Tさんに対して経営ノウハウを伝授するブログ

社員の頑張りますは要注意⁈

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K.Sです!

 

よく経営者がミスをした社員を説教し、

社員が涙顔で、

 

「頑張ります!」

 

という光景がありますよね。

 

一見感動的なシーンに見えるのですが、

実際はどうだと思いますか?

 

次の中から考えてみてください。

 

 

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A.反省していない

B.言葉だけで謝っている

C.言い訳ばかりしている

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「頑張ります」というのは

その社員の本当の気持ちだと思います。

 

社員の気構えとしてはこれでOKです。

よほど怠慢でない限り、言葉だけでも言い訳でもなく、

本当に頑張る気満々なのでしょう。

 

どちらかというと、問題は社長側にあることが多いです。

 

「頑張ります」という言葉で、

OKにしてはいけないからです。

 

何故なら、誰でも頑張ってはいるからです。

 

頑張っているにも関わらず、ミスが起こってしまう、

このことが問題なのです。

 

分かりやすく遅刻を例に取りましょう。

その人は遅刻をしないように、目覚ましをかけているのだと

思います。にも関わらず、遅刻してしまうのであれば、

 

「頑張ります」

 

ではおそらく変わらないです。

 

なぜ、目覚ましをかけているのに遅刻をしてしまうのか、

をきちんと分析し、

改善をしなければ同じことの繰り返しです。

 

 

たとえば目覚ましが鳴っても、二度寝してしまう、とか、

であれば、目覚ましが止まらないように

するという工夫が必要です。

 

また、目覚ましで起きているにも関わらず、

出発がギリギリになるのであれば、

目覚ましの時間を早める必要があるでしょう。

 

もしくは、前日に早く寝る、という習慣に変える必要が

あるかもしれません。

 

このように、ただ「頑張ります」ではなく、

具体的にミスの原因を分析し、改善案を出したうえで、

頑張らないと意味がないのです。

 

ちなみに、「反省」とはこうしたミスの原因を分析し、

改善案を見出すことをさします。

 

ですので、頑張るではなく、きちんと「反省」する必要が

あるのです。

 

ぜひ、「反省」を一緒に取り組んでくださいね。

 

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【答え:A】

 

反省していない。

 

反省とは謝ることでも落ち込むことでも、

バケツを持って立たされることでもありません。

 

同じ失敗を繰り返さないように、

原因を分析し、改善案を考えることです。

 

これをしっかりやるように促すのが

上司の仕事です。

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